コラム

老化の原因は「光老化」が8割?

2016.06.30

 高齢者の顔は、一般にしみやしわが多くなり、いぼやたるみなども見られます。年をとれば、誰でもそうなるのは仕方がないのでしょうか?

いいえ、年を重ねたことだけではそうなりません。実は肌の老化は、加齢による自然老化は2割程度にすぎず、8割は太陽光線の影響によるといわれているのです。太陽光線によってしみ、しわ、たるみなどの「老徴」が出てくることを、光老化といいます。

 高齢者の肌でも、太陽に当たっていない部分は基本的には加齢による老化だけなので、例えばももの内側の肌などは、白く柔らかく、細かいしわはあっても深いしわはないものです。

 光老化という言葉はまだあまり知られていませんが、紫外線を防ぐことで予防することができます。既に起きてしまった光老化でも、紫外線を防御すれば、多少なりとも元に戻せる可能性もあります。

紫外線と肌の関係をよく知って、健康増進に役立てましょう。

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