コラム
第11回「光老化」認知度調査 VDと紫外線の関係も含めて
2022.06.14
「光老化」認知度調査
「光老化」認知度調査に合あせて紫外線とビタミンDについてもアンケートを行いました。
調査の概要
方法 | インターネット調査 |
調査期間 | 【第11回】2022年3月 |
調査方法 | インターネット調査 |
調査対象 | 16~60代まで各年代均等に抽出した312名(男性156名、女性156名) |
<結果>
1.「光老化」の認知率
「知っている・聞いたことがある」と回答したのは全体の21.1%でした。「光老化」の認知率は20%前半で推移しています。夏に向けての認知率向上への啓発活動の強化が必要です。
2.サンスクリーン剤を使用する場面・使用しない理由
サンスクリーン剤を使用する場面・使用しない理由について、過去の調査と大きな変動は無く、男性・女性で「日差しが強い時」や「外出時」が上位となりました。サンスクリーン剤を使用しない人は男性で約5割、女性で1割という結果でした。また使用しない理由としては、「面倒だから」が男女ともに5割近くを占め、男性では「日焼けを気にしない」や「必要性を感じない」と回答した人が多くいました。
3.ビタミンDの産生に関与する太陽光線
「紫外線」と回答したのは女性で64.7%、男性で48.1%でした。「わからない」と回答した男性は44.9%でした。特に女性と比べて男性の正解率が低く、「わからない」と回答する男性が多くいました。
4.ビタミンDが豊富に含まれている食品について
VDが豊富に含まれるとされる食品「青魚」45.8%、「干し椎茸」34.0%と上位でしたが共に半数以下と低い認知率でした。
5. 日焼け止めの使用によるビタミンDへの影響について
日焼け止めの使用で、ビタミンDが不足することがあると回答した人は、(大いにある+まれにある合わせて)22.1%、分からないと回答した人は、59.6%でした。明確にないと回答したのは18.3%にとどまりました。
以上